職場ではoffice2003、自宅ではoffice2010とバージョンの違うofficeを使っているんですが、word文書とかexcelのvbaを使っていないファイルなどは問題なく共有できるのですが、VBAを使ったファイルだとエラーだらけになるんですよ。
自宅のofficeは64ビット版。職場のofficeは32ビット版。
32ビット版officeと64ビット版officeの互換性問題ですね。
64ビット版VBAでのAPI宣言 -Office TANAKA
これを回避するには64ビットようにVBAを修正すれば良いのですが、修正すると32ビットではエラーになるので、結局職場の環境がすべて64ビットに移行しなければ、問題解決しないということです。
以前からVBAのエラーは気になっていたんですが、面倒くさいので自宅ではVBAを利用したファイルは使わないようにしていました。
しかし、仕事上で使うVBAをどうしても自宅で修正しなければならなかったので、自宅の64ビット版officeをアンインストールして、32ビット版を新たにインストールすることにしました。
しかし、ここで問題発生。
「以前のバージョンのGroveをアンインストールして下さい」
というようなメッセージが出てインストール出来ません。
ネットで調べると、ちょくちょく起こる現象のようです。
いろいろと調べて辿り着いたのがこれ。
インストールできない、削除できない、またはダウンロードできないプログラムの問題を修正する
Microsoft公式のFixです。
このページからファイルをダウンロードして実行すると、プログラムの追加と削除では削除されたはずの、「office 64bit Components」(たぶんこんな表記だった)が残っているではないですか。
これがインストールエラーの原因のようですね。
早速ツールを使ってアンインストール。
無事に32ビット版をインストール出来ました。
VBAのエラーもでなくて快適です。
自宅ではあまりVBAを使うことはないのですが、職場では今まで作成してきたファイルが多数あるので、今後も32ビット版が生き残るのかチョット心配です。